三瓶山について

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三瓶山を知る

三瓶山について知ると、
神話と歴史が深く根ざしていることに驚かされます。

子供の頃、祖父から聞いた話の中で、三瓶山は出雲国風土記に登場する神話の舞台だと教わりました。

国造りの神が三瓶山を杭にして土地を引き寄せたという国引き神話の話。
そんな神秘的な背景を知ったとき、まるで私自身がその物語の一部になったような気持ちがしました。

地元の人々にとって、三瓶山は単なる山ではなく、文化や伝説が生き続ける場所なのです。

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三瓶山を見る

山の姿を目にするたび、その雄大さに心を奪われます。

ある夏の日、家族と共に登ったときのこと、青空の下での山のシルエットはまるで絵画のようでした。

特に北麓の姫逃池では、初夏になると何千本ものカキツバタが咲き誇り、色とりどりの花々が水面に映り込む様子は、言葉にできないほど美しかったです。

「見て、あの花たち!本当に綺麗だね!」と、友人が目を輝かせるのを見て、私も心が躍ったことを思い出します。

この瞬間の美しさは、今でも心に焼き付いています。

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三瓶山で食べる

三瓶山のふもとで味わった地元のそばとわさびは、忘れられない体験です。

そばは、口に入れた瞬間に感じる滑らかなのど越しと、噛むほどに広がる香りが格別でした。
初めて新鮮なわさびをおろす瞬間、私も「これが本物か」と驚きました。
市販のものとは違い、わさび本来の香りと辛味が、滑らかなそばと完璧に調和していました。

母の「自然の味を感じるでしょ?」という言葉に、三瓶山の清らかな水で育てられたこの味に感謝しながら、自然の恵みを心から堪能しました。

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三瓶山を感じる

まだ薄暗い早朝、リフトに乗り、三瓶山の頂へと上がった日のことを今でも鮮明に覚えています。

山頂に近づくにつれて、冷たい風が頬にあたるたびに、目が覚めていくような感覚が広がりました。リフトから見えたのは、静かに夜明けを迎える三瓶山の美しい稜線。そして、ついに山の上から眺めた朝日が空に染み渡る瞬間は、息を飲むほどの美しさでした。

その後、朝ごはんをいただいたのですが、山の上で食べるご飯はなぜこんなに美味しいのだろうと、父と笑い合ったのを覚えています。

静かで荘厳な山の風景と共に味わったその朝食は、自然の中でのひとときの贅沢でした。

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三瓶山について

四季折々に魅せる景色や
三瓶山の魅力

三瓶山は中国地方でたった2つの活火山のうちの1つで、最後に噴火したのは、約4000年前です。複数の山が窪地を囲むように連なり、人気の三瓶温泉をはじめ、周辺にある多くの素晴らしい火山性温泉の源となっています。
三瓶山は古代日本神話にも登場します。8世紀の出雲国風土記には、あまりにも自分の国が小さいと考えた国造りの神が海の向こうから引き寄せた土地を1つにまとめるのに三瓶山と大山を杭として使ったという国引き神話が記されています。

三瓶山の草原地帯は、”火入れ”の習慣によってその状態が維持されています。草原を焼くことで、新しい草が芽吹くのです。三瓶山は季節ごとに壮大な景色をみせ、年間を通して訪問者を楽しませてくれます。
特に、三瓶山の北麓にある姫逃池では初夏になると何千ものカキツバタが咲きます。
三瓶山小豆原埋没林公園は、4000年以上前の噴火により地中に埋もれ、奇跡的に立った状態で保存された太古の木々で、古代の森の面影に触れることができます。

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三瓶山西の原火入れ

春の到来を告げる三瓶山の伝統行事

三瓶山に本格的な春の到来を告げる地元行事。毎年3月末、雪で押しつぶされた枯れ草に計画的に火を放つことで、山火事や森林化を防ぎ、草原環境を維持しています。一面に炎が燃え広がる圧倒的な光景に、観光客もくぎづけ。
現在も火入れにはたくさんの市民ボランティアが参加し、草原環境を守っています。

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さくらロード

地元住民が作る桜の名所

三瓶志学地区の地域活性プロジェクトとして2005年にサクラの植樹を開始。市内の小学校や多くの地元企業の協力で、現在では全長7kmに渡り、約6000本のサクラが立ち並びます。
毎年4月中旬に開催される「三瓶さくら祭り」では美しい桜を楽しみながら、地元のグルメや特産品が味わえます。

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ふうりんおんせん

三瓶温泉街を彩る1,000個の風鈴

7月初旬から8月末にかけて、2つの公衆浴場(鶴の湯・亀の湯)を中心に三瓶温泉街が、約1,000個の風鈴で彩られます。涼やかな音色とぬるめの温泉で、夏の情緒を感じてください。

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姫逃池のカキツバタ

池のほとりに咲く希少な花

三瓶山北の原にある姫逃池では、島根県の天然記念物に指定されたカキツバタが有名です。数千本の花が5月中旬~6月上旬にかけて満開になります。新緑の三瓶山を背景に、紫色と白色のカキツバタが映えます。

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浄善寺の大イチョウ

庭一面に広がる黄金の絨毯

三瓶山の麓にある浄善寺。樹齢600年以上の大イチョウがそびえ立ち、地元住民や観光客に長年愛されています。秋には葉が一斉に黄色くなり、次第に地面には「黄金の絨毯」が出来あがります。紅葉シーズンには境内がライトアップされ、光り輝く大イチョウの幻想的な光景に出会えます。見頃は11月中旬~12月上旬。

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三瓶小豆原埋没林公園

火山活動で埋もれた太古の巨木林

約4,000年前の火山活動で、地底に埋もれた森の一部を展示する施設。地底に根を張ったままのスギの立木は、太古の森の豊かさと自然の威力を物語ります。

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SANBE BURGER

地元食材を使用したご当地バーガー!

島根県産の牛・豚肉のみを使ったパテと地元産の野菜を、地元パン工房に特注したパンズにはさんだハンバーガーです。注文を受けてから炭火で1枚1枚焼きあげるため、香ばしさとジューシーな味わいは絶品です。ドッグカフェも併設しています。
三瓶山北の原にある店舗は三瓶自然館サヒメル目の前で、北の原キャンプ場の隣りにあります。
登山口にも近く、登山にお出かけの際はぜひお立ち寄りください。

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三瓶そば

三瓶の自然が育んだ絶品グルメ

約250年前から三瓶の豊かな自然環境を活かして栽培されてきた、小粒で甘みの濃い三瓶在来種を使った三瓶そば。9月中旬には、美しいそばの花が三瓶山周辺で咲き誇ります。高原気候が育む風味豊かな味を是非ご堪能あれ。

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三瓶わさび

澄んだ湧き水で大切に育てています

三瓶山の澄んだ湧き水で大切に育てられた「三瓶わさび」。風味豊かで、ツンとする辛さの中に爽やかさとまろやかさがあり、甘さも感じます。わさび田見学ツアーもあり、自然の中で味わうわさびを使ったおにぎりは格別です。

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SANB-E-BIKE

自然豊かな三瓶山をE-BIKEで
爽快に駆け抜けよう!

三瓶エリアを爽快にサイクリング!
四季を感じながら三瓶山の自然や風景を楽しめます。

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天空の朝ごはん

特別早朝リフトで登る
三瓶山頂の朝食会

朝日を見ながら優雅にモーニング。リフレッシュした気持ちで1日を過ごせます。

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天空の星降るリフト

雄大な静けさの中で、
満天の星に包まれる。

星空ガイドが、季節の星空をご案内。星空に包まれながらのひと時に、気分もほどけていきます。

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さんべ志学の雪あかり

小さなかまくらに
キャンドルを灯す「雪あかり」

2月中旬、極寒の三瓶に暖かい光が灯ります。地元住民とイベント参加者が雪で作った約3,000個の小さなかまくらに灯るキャンドル。暗闇に輝く幻想的な雪景色が楽しめます。

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